Artists
1948年 キューバ、ハバナ市で出生。
1966年 アメリカのアイオワ州に移住。
1967年 アイオワ大学で原始美術、土着美術の研究に入る。
1972年 アース/ボディ作品「女の上に草」を制作。
首を切られた鳩の血しぶきが飛ぶパフォーマンス「鳩の死」を発表。
1973年 レイプ殺人に触発された作品を制作。
メキシコに旅行し最初のシルエッタ作品を作る。
1975年 火の作品を作り始める。
1980年 キューバを旅行。火薬の作品を作る。
1983年 ローマ賞を受賞。
1985年 1月カール・アンドレと結婚。
9月死亡。
一貫して自然と大地と一体化した作品を作り続ける。また、メキシコに旅行するなどして、原始美術、古代美術を研究し作品に取り入れる。人間の生まれ来たものへのラディカルな追求は、人の気持ちを引きつけて離さない。このラディカル性が別の意味でラディカルであったカール・アンドレと結びつけたのか。
無題(シルエッタ・シリーズ) 1980年作
材料:メキシコ、オアハカ、モンタナ・ど・サン・フェリーペの粘度層への彫刻の白黒写真
サイズ:101.5 x 152.5 cm
エディション:エディション6の2番目
大地への彫刻。決して小綺麗には仕上げない。人為であって人為ではないような、自然に溶け込み、なおかつ人間の起原への思いを主張する。
いのちの迷宮 1982年作
材料:アイオワでの粘度彫刻の白黒写真
サイズ:102 x 138.3cm
エディション:エディション6の2番目
大地への彫刻。縄文文化を思わせる渦巻きと古代文化における人型を思わせる形。自然のエネルギーを貰い受け人が生きている事を現すのか。
無題(リーフ・ドローイング) 1982年作
材料:葉の上にドローイング
サイズ:19 x 12 cm
母神。すべての物に神が宿る。福よかな体は多くの子供が生まれるようにと願った古代の人々の造形意識を受け継いでいる。古代の人々の生きていく上での素朴な願い。
無題(リーフ・ドローイング) 1982年作
材料:葉の上にドローイング
サイズ:19 x 12 cm
葉の上に描かれたドローイングは幾つか存在するが、多くは傷んでボロボロになっている、このように傷もなく完全な形で残っているものは少ない。画廊の話によると、飛行機に乗り、手に持って運んだと言う。日本人だから出来たか?
シルエッタ作品 アイオワ 1976-78 年作
材料:アイオワでのアース/ボディ作品を記録したカラー写真12枚のポートフォリオ
サイズ:各 13 1/4 x 20 インチ
エディション:エディション 20 の 12 番目